阿部サダヲ 噛み噛みNHKアナ「どこいったんですか?」 異動先、生放送で明かされる
俳優・阿部サダヲが16日にNHKで生放送された「土スタ」に出演。前回出演時に気になったアナウンサーの話題でスタジオが盛りあがった。
阿部は主演した大河ドラマ「いだてん」のPRを兼ねて19年7月、同番組に出演。その際、役柄「田畑政治」役の経歴や功績を1枚のフリップにまとめ、それを当時、近藤春菜らとともにMC(司会)を務めていた原口雅臣(はらぐち・まさおみ)アナウンサーが読みあげた。
ところが、冒頭から、「明治31年」を「れいじ…」と噛んでしまい、その後も「若くして水泳の指導た…指導者…」、「辣腕(らつわん)」を「らつらん」、「情熱」を「情なつ」……と噛みまくってしまった。
近藤が「ごめんなさい、ずっと甘噛みを…」とほどよいところでツッコミを入れると、阿部も、「僕も“口がいだてん”って言われたので、(今回の役を演じる時に)滑舌は気を付けてるんですけど、今(原口アナのを)聞いたら…」と笑い。近藤は「NHKのアナウンサーさんでも言う(噛む)んや、って…安心しました?」、足立梨花が「もともとニュース読んでましたから」とフォローを入れると、原口アナは「もう23年目なんです」と自虐の告白。スタジオは爆笑となった。
この時の懐かしい映像を見た阿部は「どこ…どこいったんですか?あの人は」と質問。佐々木芳史アナが「群馬…前橋放送局」と説明し、足立が「ニュースを読んでるんじゃないですかね」と伝え、阿部が「見たい!」と手を叩き、近藤が「“人”はいいんです!すごい“人”はいいんです!」と愛情たっぷりにフォロー。原口アナの愛されキャラがよく分かるやりとりだった。
「土スタ」で黒縁メガネの愛されキャラだった原口アナは、前橋放送局でメガネを外し、夕方のニュース番組「ほっとぐんま630」のキャスターを務めている。