清原博弁護士 水原一平さんの通訳ぶりに疑念「突拍子もない意訳があった」「心配していた」と指摘

 国際弁護士の清原博氏が27日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜、後1・55)に出演。違法賭博に関与し解雇されたドジャース・大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏について、「突拍子もない意訳があった」などと話した。

 番組では、水原氏の解雇後に大谷の通訳を務めたウィル・アイアトン氏を特集。26日に大谷が声明を発表した際の通訳ぶりについて清原氏は「大変、忠実に通訳されてると思いますね。隣でメモを取りながら、ちゃんと通訳されていた」と評価した。

 一方で水原氏に対しては、かねて意訳が多いと評されていたことに触れた上で「水原さん、頭いい方だと思うから、メモとか取らないんだろうと思うんだけども、本当メモとか取らずに大谷選手の言葉を聞いて」とし、「でも私が聞く限りは、大谷選手の日本語を、自分なりの解釈なり、自分なりの考えを含めたような、ちょっと突拍子もない意訳みたいなことで言うことがあったんですね」と指摘した。

 さらに「なんか水原さんの意見じゃないかと思ったり。大谷選手じゃなくてね」とも発言。大谷にとってプラスになるような意図ではとの問いには「悪意はないと思いますよ」としつつ、「大谷選手の気持ちとは違うところの、水原さんの気持ちを含んだような意訳になってるので、英語やスペイン語に訳した時、スペイン語圏のファンとかは、ちょっと大谷選手の言ってることと違うようなことで受け取ってるんじゃないかという風に心配してるところはあったんですよ」と、かねて懸念を持っていたことを明かした。

 そして再びアイアトン氏と比較し、「アイアトンさんはメモを取りながら忠実な英訳をされてたので、本当に通訳らしい方だなと思いましたけどね」と語った。

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