岡田准一 地元大阪から「世界を元気に」 100超のアート設置の壮大プロジェクトに「とんでもない企画」
俳優の岡田准一が27日、大阪市此花区でアートプロジェクト「konohana permanentale 100+」の第1弾作品発表会に出席した。
此花区区制100周年に発足した「konohana-」は、水質汚染や悪臭などの環境問題が懸念される正蓮寺川を埋め立て整備された公園内に、今後20年以上をかけて100個を超えるアート作品を設置していく壮大な事業。その記念すべき第1弾作品のプロデューサーを務めた岡田は「100個の作品を置くことができれば、これはとんでもない企画で。世界に誇れる価値ある場所になると思う」と、期待を込めた。
第1弾作品は、岡田自らが現代アーティストの小松美羽氏にオファー。「世界で戦われているアーティストで、彼女の『祈り』、というものが世界に注目されている。そして女性であること、これは今回僕の中で大事にしていたことでもあります」と、オファーに至った理由を説明した。この日、水龍をモチーフとした立体アート「此花水龍」がお披露目され、集まった地元住民からは感嘆の声が漏れると、岡田も「この時代に、大阪から世界に発表するものとしてふさわしいんじゃないか」と、満足そうに語った。
これまでも「超ひらパー兄さん」として長く活動するなど、地元・大阪への愛が強い岡田。「貢献できることがあるならなんでもしたい。大阪から日本を、世界を元気にしたい」と、力を込めた。