松本人志側 A子、B子の特定を文春側に要求 杉村太蔵「松本さんからは当たり前の主張」も弁護士「取材源の秘匿は鉄則」
ダウンタウンの松本人志が、複数の女性問題を報じた週刊文春の発行元、文芸春秋社などを訴えた民事訴訟の第一回口頭弁論が28日、東京地裁で開かれた。損害賠償5億5000万円や謝罪広告を求めている。
日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」では、裁判の内容を特集した。松本側はこの日、週刊文春が昨年12月27日発売号で飲み会に同席したと報じている2人の女性、A子さんおよびB子さんの氏名、住所、生年月日ほか容姿の分かる写真を求め、「これを提出しないと認否ができない」と主張したという。
元衆院議員の杉村太蔵は、「松本さんは、性的行為を強要したということはないと、これまでの自分の人生で、一度たりとも女性に性的強要なんてしたことない、これは断言できると、だからこそ性的強要をされたというA子さん、B子さんと言う人を特定してくださいというのは、松本さんからしたら当たり前の主張のように感じる」とコメントした。
亀井正貴弁護士は「そうだと思う」と理解を示しながら、「ただ、報道側の主張からすれば、取材源の秘匿やガードというのは鉄則なので出てこない。でも明らかにしてほしいというのは主張からしたら当然。私でもやる」と話した。