ＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」は２９日、最終回を迎えた。ラストはスズ子（趣里）が歌手引退のさよならコンサートを開催し、懐かしい面々が会場にやってくる。また、楽屋の花には消息不明だったあの人たちからの名前もあった。

　最終回は、いよいよスズ子がさよならコンサート。楽屋では、病気を克服し大阪へ戻ったタイ子、愛する人とアメリカへ渡った小夜からの手紙に目を通し、感慨深げ。またその楽屋には梅丸時代の同期生と林部長、村山興業の坂口と元マネジャーの山下がかけつけ、スズ子をねぎらう。

　客席には娘の愛子と家政婦の大野さんはもちろん、梅丸の男役スターだった橘、スズ子の初恋の人・松永、ラクチョウのおミネとその仲間、水城アユミと父の又野、そして茨田と、スズ子の人生に大きな影響を与えた人がこぞってかけつけていた。

　だがそこには、懐かしいはな湯の面々、上京した時にお世話になった下宿先のチズ夫妻らの姿はなし。だが、楽屋に飾られた花の札には「はな湯　伊福部玉五郎・光子、常連客一同」「小村五郎　チズ」「おでん屋　坂田伝蔵」「福来スズ子とその楽団　元メンバー一同」の名前が。そう、はな湯の面々も、チズ夫妻も、おでん屋の坂田も、楽団員も全員、元気にしていることが判明したのだ。

　ネットでは「チズさんご夫婦もおでん屋の伝蔵さんもはな湯の愉快なみんなも無事だったのね。泣くわ～」「みんな生きてた！！よかったあ」「チズさんご夫妻と伝蔵さんからのお花　ずっと気になってました！ご無事で良かった」「お花でお元気なことを確認できてよかったです」など、安どの声が上がっていた。