「ふしぎ発見!」草野仁 正解率の低さで野々村の降板危機あった「反対です、と言った」38年共演
TBS「世界ふしぎ発見!」が30日午後7時からの3時間スペシャルでレギュラー放送最終回を迎える。初回から出演してきた草野仁(79)がこのほど、都内の同局で、最終回収録直後に囲み取材会に出席し、番組への感謝や思い出を語った。
1986年4月19日の放送から38年。草野は同番組でクイズ番組史上最長となる37年の司会記録を打ち立て、昨年4月に石井亮次アナウンサーへ司会の座をバトンタッチ。ヒントを出す「クイズマスター」として出演を継続してきた。「38年間というととても長いと感じるけど実際に終わってしまった時は『意外に早かったな』という感じ」と笑顔を見せ、「本当にやりたいことをしっかりとやり続けてくることができた。そういう意味ではあまりやり残したという感じはない」と充実感も口にした。
初回から共演してきた黒柳徹子、野々村真との思い出も回想。野々村については正答率の低さに1度降板の危機があったことも明かし、「私は『反対です』と言いました。視聴者からも『かわいい真くんの姿が見られないのは悔しい、残念』という意見がいっぱい来た」と説明。野々村は「その節は申し訳ありませんでした。その後もずっと(クイズは)間違えてるんですけどね」と謝罪していたが、草野は「言い意味でも悪い意味でも変わらない」と笑った。
一方で黒柳については、クイズに本気で取り組むために徹夜してでも勉強に取り組んでいたと明かし、「次元の違うほど自分に厳しく、そういう事で自分自身を磨いてこられたんだなっていうのを大変強く感じました。それは年齢を重ねてもなお続けてらっしゃって」と絶賛していた。