「美 少年」新たな魅力の扉開いた!全国ツアーで新曲「魔法の夜」含む30曲披露 佐藤龍我「迷ったら一歩踏み出しましょう」
SMILE-UP.のジュニア内6人組グループ・美 少年が30日、神奈川・横浜アリーナで全国ツアー「美 少年 Arena Tour 2024 Gates+」の2日目公演を行った。グループ史上最多となる全国5都市を巡るツアーは16日の愛知公演からスタート。この日は新曲「魔法の夜」を含めた全30曲を披露した。各メンバーの個性が光るソロパフォーマンス曲を盛り込むなど、美 少年の魅力が詰まった舞台となった。
開かれた扉の向こう側には、まばゆい光の世界が広がっていた。荘厳な舞台セットに設えられた六つの扉からメンバーが姿を現すと、割れんばかりの歓声がアリーナに満ちる。オリジナルソングのメドレーから、夢の時間は始まった。
見どころは、各メンバーのソロパフォーマンス。那須雄登(22)はダンス特化のナンバーで華麗なステップ。上着をはだけさせて肉体美を見せると、会場が揺れた。金指一世(20)は得意のキックボクシングでサンドバッグに猛ラッシュ。勢いそのままにソロ歌唱へとつなげた。藤井直樹(23)は動物の着ぐるみとともにうさぎを探す、ファンタジーな世界観を演出。着ぐるみの中身はメンバーという“オチ”に、会場中が笑顔になった。
佐藤龍我(21)は、自ら作詞のオリジナル曲でピアノ演奏を初披露。弾き語りで酔わせた。岩﨑大昇(21)は作詞作曲を手がけた新曲を歌唱。「みんなで盛り上がれる曲を」との狙い通り、会場は熱を帯びた。この日、午前4時起きで髪を赤く染め上げた浮所飛貴(22)は「今までと真反対の浮所を見せたかった」と新たな一面を見せた。
結成8年目で、次世代を担う存在としてデビューへの期待も大きい。藤井が「みんなのパワーがめちゃめちゃ伝わってきて、今日は最高ですてきな時間を過ごせた」と語れば、岩﨑も「いろんなことに挑戦させてもらえるのは皆さんのおかげ。この1年、苦しい時期、不安な時期もあったが、付いてきてくれてありがとう」と感謝した。
この春に大学を卒業した浮所と那須の「うきなす」コンビには、会場からおめでとうの声。那須は「学生の肩書が無くなったので、ビシバシとアイドルをしていきたい」と誓い、浮所も「僕らのパワーを皆さんに分けられている自信もありますが、僕らも皆さんからパワーをもらっています」としみじみと話した。
佐藤は「僕は新しいことに挑戦することが苦手ですが、踏み出してみたらピアノもめっちゃ楽しくて。怖いかもしれないけど、迷ったら一歩踏み出しましょう」と呼びかけ、金指は「6人の魅力をもっとレベルアップして、いろんなゲートを開けていけたら」。開かれた新たな魅力の扉。美 少年は歩みを止めず、さらなる挑戦を続ける。
◆佐藤龍我(さとう・りゅうが)2002年12月17日生まれ。神奈川県出身。16年6月入所。身長180センチ。メンバーカラーは「赤」
◆浮所飛貴(うきしょ・ひだか)2002年2月27日生まれ。愛知県出身。16年4月入所。身長173センチ。メンバーカラーは「オレンジ」
◆那須雄登(なす・ゆうと)2002年1月16日生まれ。東京都出身。16年4月入所。身長170センチ。メンバーカラーは「青」
◆藤井直樹(ふじい・なおき)2000年9月18日生まれ。千葉県出身。16年1月入所。身長161センチ。メンバーカラーは「緑」
◆岩﨑大昇(いわさき・たいしょう)2002年8月23日生まれ。神奈川県出身。15年5月入所。身長175センチ。メンバーカラーは「黄色」
◆金指一世(かなさし・いっせい)2004年2月9日生まれ。東京都出身。16年6月入所。身長172センチ。メンバーカラーは「紫」