谷原章介 1日から主演舞台も「初日は休演になります」エープリルフールで会場驚きと笑い

 初日会見に出席した谷原章介
 初日会見に出席した谷原章介(左)と花總まり
 初日会見に出席した谷原章介(左)と花總まり
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 俳優の谷原章介と花總まりが1日、東京・日本青年館ホールで、W主演舞台「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」(14日まで、同所)の初日会見に出席した。

 初日がエープリルフールのこの日ということもあり、谷原は「初日は休演になります」とケロリ。会場が驚きと笑いに満ちた中、この後控える公開通し稽古(ゲネプロ)について、「ゲネ初日ってあるはあるけど、ゲネで使い切っちゃって2日落ちみたいになるのが正直怖い」と苦笑。それに花總は「それはないと思うけど」とし、「その代わり、明日廃人になってると思います」と推察し、谷原を笑わせていた。

 同作は2010年に出版されたカナダの同名小説が原作。奇妙な銀行強盗に“魂の51%”を奪われた13人の被害者たちに起こる不思議な事件と、ある夫婦の愛と奇跡を描いたファンタジーで、そのファンタジー要素により舞台化不可能といわれたが、演出家のG2氏が構想10年で形にした。

 花總と夫婦役で初共演した谷原は「5週間の稽古で、夫婦として良い形は作れたかな」と自信。花總は谷原について「最初はもっと固くて近寄りがたいのかなという印象だったけど全然そんなことなくてすごくおおらかでポジティブ」だといい、「みんな疲れてても『よしやるぞー!』って、自分に言ってるのか分からないけど、そこに救われます」と笑いながらも信頼感を口にしていた。

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