「万博出禁発言」吉村知事、テレ朝・玉川氏に「海外から、日本メディアは批判ばかりと」「一生懸命な科学者、技術者もいる」「公平な報道を」
大阪維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が1日に取材対応。大阪・関西万博を巡り、維新のタウンミーティングで、テレビ朝日「モーニングショー」とコメンテーター玉川徹氏を万博出禁にする旨の発言をしたとする動画が出回っていることを問われ、「はい、維新の集会で言いました」と述べた。
吉村氏は「本当に出禁にする権限があれば、問題だと思います。だけど実際に権限が全くないのは当然、との前提での発言です」と説明した。
【主な発言】
「もう少し、万博に一生懸命取り組んでいる科学者や技術者、いろんな人たちがいる、そういった国々もある。もう少し公平に賛否両論を取り上げていただいてもいいのではないか」
-撤回・謝罪は
「政治の集会で僕が意見を言うことも許されるべきだと思います」
「ちょっと偏りすぎてるんじゃないですか。一方で万博は正、プラスの部分もある。そこに携わってる多くの人がいるのだから、公共電波で全国でやる以上は、もう少し公平にお願いしたいと政治的主張で強く言った」
「実際に出禁なんて、できるわけないですからね」
-大阪維新代表としての発言だが、万博の役員でもある
「公務の場では発言しないと思います。あれは政治的な維新の集会で、僕は政治家として参加しての発言です。政治的発言は一定程度、自由にさせてもらいたい」
「もちろん、玉川さんの人格批判とかではまったくない。反対批判の立場でやられるのもいいんだけれども、一生懸命、賛成の立場でやってる方もいるんだから」
「もう少し賛成・意義についても発信してもらいたい。日本のイベントです、維新のイベントではないですからね」
「参加する国々は、社会課題を解決するためにいろんな価値観、技術を持って参加して一生懸命やってる」
「海外の皆さんもなんでこんなに批判的な意見ばかり日本メディアは言うんですかと。プラス意見もあるんだから、賛否両論をもう少し公平にやってもらいたい思いです」