川中美幸 松竹新喜劇初出演 憧れ舞台出演実現「胸がいっぱい」
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演歌歌手の川中美幸が2日、大阪松竹座で舞台「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」(来月10~19日)の合同取材会に出席。初出演となる松竹新喜劇への意気込みを語った。
両親が大ファンで自身も幼少期から松竹新喜劇に親しんできたという川中。曽我廼家文童らとの共演をきっかけに、「出たい、出たいと何度も何度も言っていた」舞台出演が実現。「人生って不思議で、本当に夢のようです。喜劇発祥120年の区切りに、歴史ある舞台にたたせていただいて、胸がいっぱいです」と、万感の思いを語った。
川中が演じるのは女手一つで育てた娘の幸せを心から願う母親役で、「これまでたくさんの人にいただいた愛を(舞台で)表して。できる限り、精いっぱい演じたいです」と、決意表明。笑いの中に人情を織り交ぜ、ほろりと泣かせる人情喜劇への初挑戦に「今の時代に必要なのはこういう世界やな、と。人と人とのぬくもりを感じていただきたい」と、思いを込めた。