仰天!ジブリ声優 三億円事件の容疑者として連行されていた「鞄の中身見せろ」拒否→パトカーに乗せられ
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の青蛙役や「ハウルの動く城」のカルシファー役などの声優として知られる俳優の我修院達也が、自身のYouTubeチャンネルで、「三億円事件の容疑者として連行された」過去を告白した。
三億円事件とは、1968年12月10日に東京都府中市で発生した現金強奪事件。1975年に時効を迎え、未解決事件となった。
「12月10日は誕生日なんです」という我修院は、前夜を振り返った。「僕はそのときナイトクラブで歌をうたって、バンドの人たちにハッピーバースデーをやってもらって、夜中じゅう酒を飲んでプレゼントをもらって、渋谷から歩いて家にまで帰るんだけど、衣装と何百枚もの譜面を入れてゴロゴロと…」と現在でのスーツケースに荷物を入れて、帰路についていたという。
「いまでは珍しくないけど、当時、ゴロゴロを転がしているのはタレントさんくらいしかいなかったんだよね」という我修院。道中で警官に「すいません。ちょっとそのカバンの中身を確認させてもらっていいですか」と呼び止められたという。
「いや、ダメです」と断ると、警官からは「いやいや、ニュースでやっている、今日昼間にあった事件知ってるだろう。3億円の?」と告げられた。夜通し酒を飲んでいて二日酔い状態だったため「なんですか?知らないです」と話したが、世間がひっくり返るほどの大事件を知らないと話したことで、警官の疑いが一気に増幅してしまった。
「知りませんね」「カバンを開けろ」「いや、ダメです」と強硬に断った。そこには理由が。「プレゼントの中に、バンマスからもらった当時は本当に貴重な絶対に手に入らないエロ写真があったんだよ。そんなもの持っていたら逮捕だから」。
譜面の間に丁寧に隠しておいた写真だが、警官から調べられたらバレてしまう。「ノーカット版のさ、手に入らないの、初めて見たんだからさ」と興奮気味に懐かしんだ我修院。警官とは「開けないの?」「開けない」の押し問答が続き、ついには「じゃ、乗って」とパトカーに乗せられ、警察署に連行された。
留置所での拘留も示唆され、ついに「絶対に怒らない?」と聞いて、カバンの中を開けることに同意した。「誕生日プレゼントの中にちょっと違法な写真が入ってるんですよ」とこぼすと、警官は「なんだよ、こっちは三億円が入ってんのかと思ったよ」と大笑い。「普通ならしょっぴくけど、まあまあしょうがねえや。誕生日おめでとう。持って帰っていいよ」と祝福までされ、無事に無罪放免となったという。