「お黙んなさい!」朝ドラ石田ゆり子の一喝にネット喝采 良妻賢母の逆鱗に松ケンあ然【ネタバレ】
5日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、寅子(伊藤沙莉)の母・はる(石田ゆり子)が桂場(松山ケンイチ)にブチギレるシーンがあり、ネットもその迫力に拍手が起こった。
この日の「虎に翼」では、明律大に進学したいという寅子へ、はるが自分の過去を重ね、見合いをするのが最良だと説教。もしも寅子が法律家になれなかった場合、「夢破れて、親の世話になって、行き遅れて、嫁のもらい手がなくなって。それがどんなに惨めなことか想像したことある?」「頭が良い女が幸せになるには、頭の悪い女のふりをするしかない」と切々と訴える。
だが寅子にはその言葉は響かない。後日、はるは、お茶の水の甘味屋で待ち合わせし、振り袖を買いに行くと寅子に伝える。気が重い寅子が甘味屋に行くと、そこには明律大の桂場がいた。
寅子は母親をどう説得すればいいかと相談するも、桂場は寅子が大学に来る事は「時期尚早」と言い、寅子は男子に「負ける。君のように甘やかされたお嬢さんは、傷つき泣いて逃げるのがオチだ」と言い放つ。
するとその話をいつの間にか聞いていたはるが突然「お黙んなさい!」と登場。「何よ、偉そうに。あなたにうちの娘の何が分かる?そうやって女の可能性の芽を摘んできたのは誰?男たちでしょう」と桂場をブッタ切る。
怒りに震えるはるは、そのまま寅子を連れ法律書店へ行き、六法全書を買い与える。はるは「腹立つ。知ったような口を利いて、あの若造が」と怒りに震え、寅子へ「本気で地獄を見る覚悟はあるの?」と問い、寅子は「ある」と即答する…。
見合いばかりを勧めるはるが、一気に娘の夢を認めるシーンにネットも感激。「娘へのプレゼントが『振袖』から『六法全書』に変わったのはとても印象的だった」「石田ゆり子さんの『お黙んなさい』は迫力あったな」「母親役に石田ゆり子を持ってきた意味!一週間良妻賢母をやってからのこのキレ!待ってたぜ」「松山ケンイチを若造呼ばわりできるのは石田ゆり子だけ」など、話題を呼んでいた。