佐藤隆太、独立後初の公の場 共演者3人独立に「こんなに独立するカンパニー初めて」
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俳優の佐藤隆太(44)が5日、東京・世田谷パブリックシアターで、主演舞台「GOOD-善き人-」(6~21日)の初日前会見に出席。3月末で約25年所属した芸能事務所・ケイファクトリーを退所し、この日が独立後初の公の場となった。
新生活にちなみ、春に始めたことを問われた佐藤は「4月1日から独立させていただきました」と報告。4月1日は稽古最終日で、「稽古終了と言うことで、皆でご飯に行って『独立記念日だ』と祝ってもらった」と新たなスタートを喜んだ。
カンパニーでは、演出の長塚圭史(48)が3月末で芸能事務所・鈍牛倶楽部を退所。共演の藤野涼子(24)も新事務所・アンカーへ移籍しただけに、佐藤は「本番に向けて、こんなに独立するカンパニーは初めて」と“ラッシュ”を笑った。
ヒトラー独裁が進む1930年代のドイツを舞台に、平凡で善良な教授がナチスに取り込まれていく様を描く。佐藤は「オファーを頂いて、本を読んだ時に今まで参加したことがない作品だなと思った。迷いがあったけど、稽古を重ねる内に難しいと圧倒されていた作品も攻略できるのだと、楽しく過ごせた稽古期間でした」と振り返った。