テレビの変化「血を流せない」仮面ライダー出身、竹財輝之助しみじみ

 舞台あいさつした(左から)内藤瑛亮監督、伊礼姫奈、佐津川愛美、植原星空、竹財輝之助
 舞台あいさつした(左から)内藤瑛亮監督、伊礼姫奈、佐津川愛美、植原星空、竹財輝之助
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 俳優・竹財輝之助が6日、都内で行われた映画「毒娘」の公開記念舞台あいさつに登壇し、テレビ業界の変化について言及した。

 映画は女優・佐津川愛美が演じる女性が、夫(竹財)、娘(植原星空=せいら)と幸せに暮らしていた家庭に突然“ちーちゃん”(伊礼姫奈)という謎の女性が侵入してくるというホラー作品。竹財はたっぷり血を吐くシーンがあることについて「久しぶりにあれだけの血を見ました。ドラマでは最近、血を流せないので」とポツリ。テレビでは“どギツイ”シーンがなくなりつつあるとこぼした。

 2004年から05年にかけてテレビ朝日系で放送された「仮面ライダー剣」がデビュー作で、当時、撮影のために通っていた東映の撮影所で、任俠(にんきょう)映画に出演していたような俳優やスタッフから血の吐き方も習ったとしみじみ振り返った。「毒娘」の劇中で伊礼にタックルするシーンもあるが「若い女性を殴るシーンとかも気を使うじゃないですか」とコンプライアンスに注意している思いを語った。

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