長谷川博己 7年ぶり日曜劇場は「セリフが多くて噛みまくり」
4月期から始まるTBS系ドラマ3作の合同会見が6日、都内で開催され、日曜劇場「ANTI HERO」(14日スタート。日曜、後9・00)で主演する俳優の長谷川博己が出席した。
17年の「小さな巨人」で主演を務めて以来、7年ぶりの日曜劇場となる長谷川は、ライトアップされた会場を見渡し「こんな華やかな所に久しぶりに出ることになって、ちょっと自分はアウェーな感じ」だといい、「ちょっと芸能人になった気分です」と笑わせた。
同作はたとえ犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取るアンチヒーローな弁護士を主人公とした作品。法廷もので、セリフ量が膨大なことから長谷川は「かみまくりですよ、本当よくかむんですよ」と苦笑いで明かし、「セリフがすごい多いので、毎日ずっとぶつぶつ言ってる」と語っていた。
この日は、共演の北村匠海、堀田真由らも出席し、不気味な役を演じる長谷川の意外な素を暴露。長谷川の後輩役を演じる北村は「役者の世界でもそういう立ち位置だけど『友達だと思ってほしい』と長谷川さんに言われた」といい、「長谷川さんは渋くてかっこいいんですけど、本当はチャーミングで実は心配性」と明かしていた。
最後に長谷川は同作について、「本当に日本のテレビドラマでやっていいのかと思うくらい、かなり問題作になると思うくらい面白いので見てほしい」と自信。「7年ぶりに日曜劇場に帰ってきて、いつのまにか自分が一番上の世代になってる」としみじみ語りながら、「『どんどん日本のドラマもすごくなるぞ』って胸を張っていけるように頑張っていきたい」と意気込んでいた。