徳永英明 全国ツアー初日でレーベル移籍を発表 谷村新司さん作詞・作曲の「いい日旅立ち」など披露
歌手の徳永英明が6日、東京・J:COMホール八王子で、全国ツアー「Hideaki Tokunaga Concert Tour 2024 ALL BEST 3」の初日を迎えた。
「ALL BEST」と名付けられたツアーは、コロナ禍で中断していたコンサートを22年に再開した際に付けられた。ヒット曲を多数含むセットリストとなっており、翌23年には「ALL BEST 2」として全国ホールツアーを行い、今年で3年連続の開催となる。
この日はデビュー曲「レイニー ブルー」や「壊れかけのRadio」などのシングル作品を中心に構成し、徳永のデビューからの軌跡をたどるようなセットリストで、満員の観客を沸かせた。
また、カバーアルバムシリーズ「VOCALIST」にも収録されており、昨年10月に亡くなった谷村新司さん作詞・作曲の「いい日旅立ち」も披露。「谷村さんとの思い出は語りつくせないくらいあります。天国から見てくれているかな?」と、公私ともに親交があった先輩をしのんだ。
さらにこの日はレコードレーベルを日本コロムビアへ移籍し、移籍第1弾作品として、6月19日にライブアルバムを発売することも発表した。昨年、全国22公演が完売となった「ALL BEST 2」から12月に埼玉で開催したライブの模様を全曲完全収録する。
この日スタートしたツアーは現時点で7月13日の福岡サンパレスまで全国19公演が予定されている。
徳永は「本日より開催した全国ツアーでファンの皆さんに会いに行けることをうれしく思います」といい、「デビュー40周年に向けて、ファンの皆さんへ感動を届けたいと思っています。楽しみに待っていてください」と意気込んだ。