衆院東京15区補選出馬辞退の高橋茉莉氏 乙武洋匡氏に「私の政治への思いも託したい」 全力エールに賛否両論の声
衆議院東京第15区補選で国民民主党から出馬予定だったが、党から公認を取り消された元アナウンサーの高橋茉莉氏が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。8日に同補選への出馬を表明した作家・乙武洋匡氏へ向け「私の政治への思いも、乙武さんに託したいと思います!!!」などとエールを送った。
高橋氏はXで、乙武氏が出馬会見後に行ったXの投稿を引用し「乙武さん!高橋茉莉です。心から応援しております!」とコメント。さらに「大変な選挙区だと思いますが、心身の健康を第一に、無理しすぎずファイトです!私の政治への思いも、乙武さんに託したいと思います!!!」とつづった。
この投稿には「高橋さんの思いを背負って、乙武さんを応援したいと思います」「高橋さんも、これからの人生を楽しんでください!」といった声や、「高橋さんがなぜ断念されたかのご説明はなされないのですか?」「国民民主党は、乙武さんは、推薦しない様ですよ」といった声など、賛否両論が寄せられた。
高橋氏は補選への国民民主党からの出馬が決定していたが、2月25日にXで「ラウンジで働いていた過去」を理由に、党から「立候補取り下げを求められた」と暴露。さらに同日、「生活保護を受給しながら、ラウンジ勤務をしていたらというのは、事実と異なります」とした上で、「政界を引退するためしばらくこのアカウント・SNSを休止します」と表明していた。
国民民主党は「本人が発言した過去の行為の中に、党として看過できない、法令違反に該当する可能性がある行為があったため」公認を取り消したと説明。「違反」の具体的な内容などは明かさなかった。
高橋氏は、慶大時代にミス慶応のファイナリストに。本戦は運営の不祥事で開催されなかった。その後は、フリーアナウンサーをへて、芸能プロダクションに所属してタレント活動も行った。インスタグラムでは、ミス日本に応募したときの写真なども公開している。