女優・篠原涼子（５０）、お笑いタレント・バカリズム（４８）が９日、都内で、Ｗ主演するフジテレビ系ドラマ「イップス」（４月１２日スタート。金曜、後９・００）制作発表に出席した。

　小説を書けなくなったベストセラーミステリー作家（篠原）と、事件を解けなくなったエリート刑事（バカリズム）が“絶不調バディ”を組んで事件に挑んでいく。篠原は初のミステリー作家役に「自分の中になかったキャラクター。どんどん愛くるしくなっていて」と手応えを明かした。

　篠原は、バカリズムが脚本を手がけた２０２２年公開の映画「ウェディング・ハイ」に主演し、クレジット共演していたが、今作で俳優・バカリズムとの初共演が実現した。「本当に器用な方。頭の中は何を考えてるか分からない。いい意味でですよ？才能があふれすぎていて、何か１つだけでももらえないかな、なんて」と絶賛。バカリズムが現場で台本を覚えていると明かすと「スゴい。スゴすぎます」と目を丸くした。

　今後挑戦したいことを聞かれると「隣で見ていて、やっぱりバカリズムさんを尊敬してしまう」と改めて感心。芸人、俳優、脚本家の三刀流をこなす姿をリスペクトし「私は絶対できないけど脚本を書いてみたい。楽しそうじゃないですか。大変だと思うけど」と話した。

　バカリズムは「篠原さんは本当に楽しい方で。空き時間もずっとお話をさせてもらっています。現場が楽しいと良い作品ができあがると思う。きっと面白いドラマになります」と篠原とのバディに自信を見せていた。