俳優の中条あやみ（２７）が１２日、兵庫県尼崎市内で行われた主演映画「あまろっく」の初日舞台挨拶に、Ｗ主演の江口のりこ（４３）らと登場した。

　尼崎市を舞台にしたオリジナルストーリー。大阪出身で、地元・関西への凱旋となった中条は、撮影中は毎日実家から現場に通い、関西弁のテンポ感に慣れるために、母親に本読みの相手になってもらって日々練習に励んだという。

　前日１１日に、尼崎市に隣接する西宮市の甲子園球場で、阪神対広島戦のファーストピッチセレモニーを行った中条。しかしマウンドに上がると、右投げにもかかわらず投球モーションで右足を上げてしまうなど、ボークを連発。「甲子園ということで、気持ちが舞い上がってしまいました。右足を上げてパニックになってしまった」と振り返ったが、最後はノーバウンドで見事な投球を披露した。共演の中林大樹から「あれネタ？」と突っ込まれるも、「最後はやる女なんです」と誇らしげに話していた。