三遊亭若圓歌さん死去 膵臓がん 91年に国立演芸場花形落語会銀賞受賞
落語家の三遊亭若圓歌(本名公文治=くもん・おさむ)さんが7日に膵臓(すいぞう)がんのため死去していたことが12日、分かった。一般社団法人落語協会事務局が発表した。年齢は遺族の意向により非公表。葬儀は近親者にて執り行われたという。
東京都文京区出身。1969年に三遊亭歌奴(現、三遊亭圓歌)に入門。79年に落語協会に色物としてスタートし、87年に落語家として二ツ目昇進し「歌慎」と改名。93年に真打昇進し「三遊亭若圓歌」と改名した。91年に国立演芸場花形落語会銀賞受賞。最後の寄席の出演は昨年1月10日の浅草演芸ホールだった。
落語協会の発表は以下の通り。三遊亭若圓歌(本名:公文治 くもんおさむ)が令和6年4月7日(日)午前1時29分に膵臓がんの為、永眠いたしました。葬儀は近親者にてすでに執り行われました。
最後の寄席の出演は、令和5年1月10日の浅草演芸ホールでした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
※ご遺族のご意向により、年齢は非公表とさせていただいております。