タレントの上沼恵美子が１３日放送のＴＢＳ系「人生最高レストラン」に出演。有名女優を自身の番組で怒らせて帰った過去を明かした。

　上沼は姉・芦川百々子との漫才コンビ「海原千里・万里」で人気絶頂のときに、１９７７年に関西テレビのディレクターだった夫との結婚を機に芸能界を引退。ＭＣを務める極楽とんぼの加藤浩次から「でも１年で戻ってくるんですよね？」と尋ねられると、上沼は「それはねえ。『料理番組やらないか？』って言われたので。何も料理ができなかったんで、まあいいかなと、アシスタントで」と夫からの誘いで関西テレビの料理番組で復帰したと話した。

　「月に１回行ったら、４本撮ってくれて。主人の給料より高かったと思います。４本撮り、１日で。やっぱりエエ仕事やなと思いましたよね。で、ワイドショーとか出ましたやん。もっとギャラが入りますやん。ええ～、やらしいなあ～」とニヤニヤしながら高額なギャラを手にしたことを明かした。

　「子どもも産んだり育てたり、もう忙しかったですよ、とにかく」と主婦とタレントとの“二刀流”だった当時を振り返った上沼。さらに「ゲストで来て。和歌子ちゃんも、いろいろ打ち合わせするんやけど、（本番では）全部私がしゃべんねんな」と、タレントの島崎和歌子に話しかけた。

　島崎は「ハハハッ、そうですね。でも、楽ですけどね」と笑ったが、上沼は「いや、ゲストは怒りましたよ。『打ち合わせするのに、結局、上沼さんが本番全部しゃべって。絶対、打ち合わせせえへん』って言って怒った」と過去にゲストを怒らせたと告白。島崎が「そんな人いました？」と聞くと、「杉田かおるちゃん。めっちゃ怒って帰った」とぶっちゃけた。

　ＭＣの極楽とんぼ・加藤浩次は「正直だな」と大笑い。上沼は「かおるちゃんに悪かったと思うんですけどね」と振り返っていた。