水原容疑者問題 橋下徹氏、依存症なら「静かにしてあげた方が」の声に反論「犯罪は別」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が15日、フジテレビ系「めざまし8」で、水原一平容疑者がギャンブル依存症の可能性もあることから、一部で「静かにしておいた方が」などの声があることに「依存症だからといって罪を軽くするのは違う」との意見を述べた。
この日は裁判所に出廷した水原容疑者の問題を特集。訴状には金額、頻度など、桁違いののめり込みようが明らかになっており、一部では水原氏のギャンブル依存症を疑う声もある。
谷原章介は「依存症、仮にそうだったとしても、減刑されることはない?」と橋下氏に質問。
橋下氏は「心神耗弱とか、精神的なものに結びついているなら場合によってはそれが理由に減刑もあるかもしれない」とした上で「依存症の方にはきちっとサポートしないといけないと思うが、それと今回の犯罪は別だと思っていて」と述べた。
「中には、依存症だからサポートが必要だからメディアではあまり取り上げない方がいいとか、静かにしてあげた方がいいとかいう声が、一部ではあるんですが、犯罪は別」とキッパリ。「世の中にギャンブルがたくさんある中で、依存症対策でギャンブルを全部無くせというならいいが、そうはいかない。そうであれば、水原容疑者のように犯罪に手を染めずに一定のルールの中でギャンブルを楽しんでいる人もいるので、依存症だからといって罪を軽くするのは違うと思う。サポートは必要だが」との意見を述べていた。