「虎に翼」が横溝正史ワールドに 筒井真理子&中村育二登場、華族の闇がチラリ【ネタバレ】
16日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、華族の令嬢・桜川涼子(桜井ユキ)の家庭が描かれた。
この日の「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)の家で法廷劇の衣装を作っていた涼子を執事が迎えにやってくる。執事は、寅子の家がどんな家なのかを確認する意味も込め、迎えにやってきていた。
自宅に戻った涼子に、母・寿子(筒井真理子)は、他の男爵一家から「(涼子は)殿方から引く手あまたでうらやましいわ、おほほって。私、恥ずかしくって」などとワインを飲みながら愚痴。それを聞いた父・侑次郎(中村育二)は「そのぐらいにしておいたらどうだ」とたしなめるも、寿子は「あなたは黙っていらして。私はお父様から引き継いだ桜川家を守っていかないとならないの」とピシャリと言い放ち、侑次郎も「口を挟んですまなかった」と謝罪。寿子は涼子へ「桜川家の女として産まれた役目を果たしなさい」と座った目で訴える。桜川家は3代男子が生まれておらず、婿取りが使命となっていた。
舞台は豪華な洋館で出てくるのがミステリードラマなどの常連でもある筒井真理子と中村育二という面々であることから、ネットも「筒井真理子さんと中村育二さんが華族のお屋敷に居たら殺人事件起こっちゃうやつじゃない」「筒井真理子に中村育二…朝ドラで『悪魔が来たりて笛を吹く』をやる気か」「桜川男爵家が一気に横溝正史ワールドに変換されていた」などの声が上がっていた。筒井と中村は18年にNHKBSで放送された「悪魔が来たりて笛を吹く」で共演している。