「オードリー」再放送、朝ドラ異色の「洗脳」発言連発 実母VS養母でヒロイン板挟みの恐怖
00年に放送されたNHK連続テレビ小説「オードリー」は16日、NHKBSで再放送。ヒロイン・美月(大橋梓)が実母と養母の間に挟まれ、苦悩。実母は美月が養母に「洗脳されている」などと、朝ドラとは思えないワードが飛び出し始めた。
この日の「オードリー」は、美月が小学校の宿題として、将来の夢を絵にすることに。自室で絵筆を走らせて描いているのは大好きな映画撮影所の風景だ。だがそれを見た養母の滝乃(大竹しのぶ)の表情は一変。日頃から撮影所には出入りしないようにと言っているにも関わらず、美月が撮影所に夢中になっていることを快く思っていない滝乃は、実母・愛子(賀来千香子)のウエディングドレス写真を美月に見せ、「撮影所よりお嫁さんの方がええんちゃう?」「夢の様な幸せなお嫁さんになってほしい」などと伝え、美月は滝乃が喜ぶならとウエディングドレスの絵に変えてしまう。
すると今度は、実母の愛子が部屋にやってきて絵を見て絶句。これは本当に美月の夢なのか?と聞き、女性も結婚が幸せという時代ではない、男性と肩を並べて働くべきと訴える。そしてこのドレスの絵は滝乃の入れ知恵だろうと言うと、美月は「お母ちゃまを悪く言わないで、私が描くといったの。私が悪いんや!」といって絵を自分で破いてしまう。
驚いた愛子は夫の春夫(段田安則)に相談。美月は滝乃に「洗脳されている」「洗脳して自分の思うように仕立て上げている」などといい、春夫は必死になぐさめる。美月は例え自分が傷ついても、ママもお母ちゃまも傷ついて欲しくないため、我慢を強いられてしまう…。
ネットでは愛子の「洗脳」発言にびっくりの声も。「洗脳されているって、かなり強烈なワード」「あ、はっきり洗脳って言っちゃった」「カウンセリングが必要なのでは」「滝乃は自分がやりたかったことを美月で実現しようとしてるんだもんなぁ」「洗脳されてるってはっきり言うた愛子!」などの声が上がっていた。