中条あやみ 年の差夫婦役で鶴瓶をメロメロにしたマル秘テクを告白「私が本番直前に…」【あまろっく前編】
兵庫県・尼崎を舞台に関西出身キャストが集結した、女優・江口のりこと中条あやみのダブル主演映画「あまろっく」が19日から全国公開される。デイリースポーツは、中条と中村和宏監督による座談会を実施。前編では、劇中で年の差夫婦を演じた中条と笑福亭鶴瓶について聞いた。
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大手企業をリストラされ、実家に帰ってきた39歳の優子(江口)と、町工場を営む能天気な65歳の父・竜太郎(鶴瓶)、その再婚相手となる20歳の早希(中条)による奇妙な共同生活を描くホームドラマ。中条と鶴瓶の夫婦役は見どころの1つで、あうんの呼吸を感じさせる。
中条「私自身、65歳の方を好きになったことがないので、どういう感情なのかクランクインするまで不安でした。でも、鶴瓶さんに会って、一緒に時間を過ごす中で人柄が素敵で人としてリスペクトできる方なんですよね。最初は尊敬から入って、恋愛が始まる関係というか、素敵が愛情に変わるのかなって思いました。鶴瓶さん以外の方だったら、この映画になっていなかったなと思いますね」
中村監督「それはそうですね。僕は2人に会ったとき、全然、違和感なかったですよ」
中条「クランクインの前に、師匠の顔のシールを携帯に貼って『この人が旦那さん、この人が旦那さん』って暗示をかけてました(笑)
最初のシーンで監督に『もうちょっと仲いい感じで寄り添ってもらっていいですか?』と指示を受けたので、どうしたらもっと距離を縮められるかなって考えて、私が本番の直前に鶴瓶さんの耳元にふっと息を吹きかけたんですよ」
中村監督「さすがでしょ?とにかく師匠がめちゃくちゃ喜びはったんですよ」
中条「そっから『こいつが耳に吹きかけよってん!』って仲良くなりました(笑)」
中村監督「その話は師匠から聞きましたね」
中条「誰にでも言うんですよ(笑)」