早っ!石原さとみ 登壇しただけで感涙 第1子出産後の女優復帰作で2年半ぶり舞台あいさつ
女優・石原さとみ(37)が16日、都内で、主演映画「ミッシング」(5月17日公開)の完成披露試写会に出席した。2022年に第1子を出産し、同映画で約1年9カ月ぶりに女優復帰を果たした石原。舞台あいさつに登壇するのは21年公開の「そして、バトンは渡された」以来約2年半ぶりで、会場には約100人の報道陣が詰めかけた。
石原は登壇と同時に感極まって涙ぐみ「まだ、早いっ!!」と自身に突っ込んだ。今作で吉田恵輔監督(48)に出演を直談判したと話し「変わりたい。自分を壊してほしいという衝動に駆られ。この人だったら私を変えてくれる。絶対に学びがあると」と告白。「一度は断られたんですが、3年後に脚本を書きましたと連絡をいただいて。妊娠、出産を待ってくださり」と再び涙を浮かべた。
同映画では、突然いなくなった娘の帰りを懸命に待ち望みながら、マスコミや世間の声に翻弄(ほんろう)される母親を熱演。「宝物のような作品です。何年たっても、この作品が転機だと言えます」と会心の表情で振り返っていた。