NHK会長 新会社で本格始動した旧ジャニーズタレント 起用見送りの方針に「変更はない」被害補償には「進展ある」も
NHKの定例会長会見が17日、都内の同局で行われ、旧ジャニーズ事務所の流れをくみ、今月10日に本格始動した「STARTO ENTERTAINMENT」に所属するタレントの今後の起用について言及した。
稲葉会長は「現時点では、被害者への補償や、再発防止について着実に進んでいないとみられる限りは見送るという方針だが、それについては変化はありません」と話した。同局では、旧事務所創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、社名変更後のSMILE-UP.所属タレントの新規での起用を見送る方針を示していた。
またスマイル社およびSTARTO社とは「コミュニケーションを取っている」と明かし、被害補償と再発防止策については「一定の進展がある」と評価。その上で「まだ確認したいことがあるということ。ある程度進んだ段階で、新規の出演依頼するかどうか判断する」と見解を示した。