俳優で歌手の上地雄輔が１７日放送のテレビ東京「あちこちオードリー」に出演。出演していた「クイズ！ヘキサゴン２」で、ＭＣの島田紳助さんに「絶対嫌だ！」と拒絶した意外すぎることを明かした。

　名門・横浜高校野球部から芸能界に入り、俳優として芽が出かかったときにレギュラー出演が決まった「ヘキサゴン」。珍妙な解答が話題となり、「おバカタレント」としてブレークした。

　「最初は嫌がっていた。そんなんじゃない！」と自身が求める俳優業とのギャップに困惑したという上地。中でも「羞恥心（の企画）が出たときは、真っ先に紳助さんに『絶対に嫌だ』って言いに行きました。『嫌だ！絶対に無理！』って」と明かした。

　つるの剛士、野久保直樹とともに歌手デビューするという夢のような企画に思えるため、オードリー春日俊彰から「何が嫌だったんですか？」と聞かれた上地。「だって、自分で羞恥心！って叫ぶんですよ？意味分かんないじゃん！」と声を張り上げた。

　「ただでさえ俺、やっとお仕事でドラマや映画に呼んでいただけるようになって、食えるぞっていうときに、急にバーンッて（バラエティーに）行って、『雄輔、歌をうたったらどうや？』って。『無理、無理、無理～』って」と理想とかけ離れていくことが認められなかった思いを振り返った。

　それでも２００８年に発売した「羞恥心」は大ヒット。「やったらこうなるだろうなっていうのは、ありました」とヒットも予想していた上で、「お祭り騒ぎみたいになっちゃったから、ヤバイって」と不安を感じていたことを懐かしんだ。