橋下徹氏「東京の人が大阪がやることに税金、税金というのは違う」万博の税金注入指摘の立憲・長妻昭氏に「東京選出の議員ですよね」

 元大阪府知事の橋下徹氏が21日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。開催まであと1年に迫った大阪・関西万博について、吉村洋文大阪府知事、立憲民主党の長妻昭衆院議員と議論した。

 番組中盤では、客を乗せて空港と万博会場を商用運航することを目指している「空飛ぶクルマ」について、吉村知事がPR。それに対して、橋下氏が「メッセージにごまかしはよくない。陸走しているクルマがそのまま飛ぶんじゃないですよね。ドローンなんですよ。有人ドローンと言わないと、クルマ走れないやん、ウソやんかという人が絶対出てくる」と注意した。吉村知事もこの指摘に「機能上はドローンです」と釈明する場面があった。

 このやりとりを隣で聞いていた長妻氏は「この空飛ぶドローンに実際に乗りたい?」と聞かれ「結局、感じるのが税金でやっているわけですよね、トータルで。民間のパビリオンでだったら気持ちよく乗ってみたいなと思うんですけど、税金とか巨額のコストがかかって、そことの比較、見合いで、気持ちよく乗れるという感じではない」と話した。

 番組冒頭から「税金」「コスト」を強調する長妻氏に、橋下氏が反撃。「ご指摘もごもっともなんですが、長妻さん、東京選出の国会議員じゃないですか。オリンピックどんだけお金かかったんですか?」と話を向けた。

 「東京の人たちは、東京で好き放題お金使ってやってですね。ちょっと地方がなんかやれば、税金、税金って言いますけど、どんだけ東京にお金が入っているか。東京の地下鉄だって、半分は国費で地下鉄つくられているわけですからね。東京の人が大阪、地方の人がなんかやることに税金、税金というのは、ちょっと違うと思いますね」と、長妻氏を東京代表の立場にして、話を展開した。

 長妻氏は、「コロナ禍で五輪はやるべきではないというのが我々の立場ですけど、与党、政府や都庁関係が開いたということもありますから、これは別の話」と筋違いと説明。橋下氏は「党を抜きに、国と地方という関係で見たときに、長妻さんは国政の一員なわけですから、地方がやることには国政の一員として、政党間の争いを抜きにして支援すべき立場にたってもらいたい」と応援を求めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス