ウエストランドの井口浩之が２３日、テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け！」で、元プラス・マイナスの兼光タカシが解散の真相を激白した文章を読み「これが大解散」と驚きを隠さなかった。

　この日は２月に岩橋良昌が契約を解除され、コンビも突然解散となった兼光の赤裸々告白を取り上げた。岩橋はＳＮＳで突然、芸人を辞めると宣言し、相方の兼光にもＬＩＮＥ１本で引退を伝え、解散はマネジャー経由で伝えられたという。兼光は、相方が電話さえも寄越さなかった今回の解散を「大解散ですよ」と言い、一方的に振り回されたことから、ピンでの活動は気楽であるという話もしていた。

　兼光の告白を読んだＭＣの井口は「本人のコンディションがあるにせよ、そこは最低限話して欲しい」とコメント。「そこはちゃんとやらないと（岩橋が）次にいけない気がする。これが大解散」としみじみ。「一方的、ましてやＳＮＳで言われたりとか、どうしようもないっすもんね…」と兼光に同情した。

　さらに「ピンが気楽だっていう話もありましたが、例えば会社に勤めてて、スキルを身につけて次のところに就職しますっていっても、スキルを引き継いでいったりできるけど、２１年作ってきた漫才、それが全部なくなっちゃうわけじゃないですか」と、コンビで作り上げた漫才は、コンビ解散で「全部なくなる」と言い「それを急に連絡もなくできなくなる悲しさがある。じゃあ、なんだったんだ、あの２１年はって…」と兼光の気持ちを想像していた。