「虎に翼」寅子パパ華麗すぎる経歴にネットも「すご!」モデルの三淵嘉子氏父もエリート【ネタバレ】
26日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)の父・直言(岡部たかし)が大臣なども巻き込む大きな贈収賄事件に関わったとして逮捕されてしまう。新聞には直言の経歴も紹介されていたが、そのエリートぶりが明らかになった。
この日の「虎に翼」では、帝銀に勤務している直言が贈賄の容疑で逮捕されてしまう。検察が自宅にやってきて家宅捜索を開始。怯えるはる(石田ゆり子)と直明を見て、寅子はちょっと待って欲しいと訴えるも、検察は聞く耳を持たず。
そこへ優三(中野太賀)が帰宅。はるたちをかばって自分が案内するとし、猪爪家に代わって検察と向き合う。結果、今回の贈収賄事件は大臣や官僚なども巻き込んだ国を揺るがす大事件となった。共亜事件と言われ、逮捕された人数は16人。共亜紡績の株価が高騰すると分かって、不正に得た利益が政財界にばらまかれた大規模汚職事件で、直言が勤務する帝都銀行が株の取引実務を行い、共謀して賄賂を贈ったとされる。
連日、新聞でもこの事件は取り上げられ、直言の経歴の紹介も。それによると、明治三十七年に帝大の法科を卒業し帝銀に入行。シンガポール支店、ニューヨーク支店と海外勤務を経て東京に戻り経理部に。「娘は今年四月から明律大学法学部で法律を学んでおり弁護士をめざしているが、はたして夢は叶ふのか」と、寅子のことも紹介されていた。
華麗すぎる経歴にネットも「直言が想像以上にエリートで驚く。帝大法科卒で海外支店を歴任。すごい」「直言さん、めっちゃエリートなんですね。地方の旅館の決して裕福とはいえない女性を嫁にするってなったとき、家族の反対はなかったのだろうか」「直言パパの経歴すご!」など驚きの声が。
ちなみに寅子のモデルとなった三淵嘉子氏の出身校である明治大学のHPによると、三淵氏の父は、台湾銀行に勤務。三淵氏は、父の勤務地だったシンガポールで生まれている。その後父はニューヨークに転勤。1920年に帰国し、一家はそろって渋谷区で暮らしていた。幼い三淵氏に父は「普通のお嫁さんにはなるな」などと言っていたという。