島田珠代 一人娘との断絶と和解を涙で赤裸々告白 最後は芸人魂で爆笑さらう
吉本新喜劇の島田珠代が、26日放送のTBS系バラエティー「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演。一人娘・璃子さんとの断絶と和解を赤裸々に告白した。
島田は1998年に初婚して2005年に離婚し、07年に名古屋在住の番組スタッフと再婚。08年6月に璃子さんを出産後、大阪から夫の実家がある名古屋に移り住んだ。だがその8カ月後、夫がステージ4の直腸がんを患っており、余命が5年だと診断された。
一家3人で大阪に移住し、夫が治療に臨む中で島田の母が家事を手伝い、島田が仕事で一家を支える生活を続けていたが、家庭が崩壊状態に。夫は璃子さんを連れて名古屋に戻り、保育園の手続き上の問題などで離婚を選択した。
島田は養育費を稼ぐために大阪で働き、月に2回娘に会いに行く生活を続けたが、夫は20年に他界。そこから大阪で璃子さんと2人の生活を始めたが、離れて暮らしていた母娘の溝が埋まらなかったという。島田は「私が思う母親像っていうのは間違っていると思ったらバッと言えるもの。『これが正解なの』って勝手に決めて、娘を叱っていた」と当時を振り返った。
そして同居から1年後、璃子さんが島田への不満を爆発させ、完全な断絶状態に。島田は「私の言うことやることなすこと、全てボイコット」と振り返り、「私は親ヅラして怒ってばっかりだったんで…。難しかったです」と回想し、「親子の絆はドラマみたいなもんじゃなかった」と話した。
その後、自分の悪かった点を見直して島田は璃子さんに謝罪。璃子さんから「悪かったときはママも謝って。大人だって謝らないといけないときもあるのよ」と諭されたことで「やっと家族になれた」とし、「子どもは親のダメなところを、ボロボロボロボロ掻き出してくれる」と涙ながらに語った。
番組では璃子さんから島田への手紙も紹介。島田は泣き笑いで「本当の本当に、あなたが全てです。どうか仲良く人生を楽しみましょう」と璃子さんに呼びかけた。その様子に、スタジオで共演したタレント・野々村友紀子や元モーニング娘。藤本美貴らは一様に涙。そんな中で島田は最後の最後に“芸人魂”を見せ、得意ギャグ「パンティーテックス」を披露。一撃で爆笑を生み出していた。