橋本良亮×升毅 危険な心理戦 7月開幕舞台で再び共演 升「ハッシーがどれほどスキルアップしているか楽しみ」
俳優の升毅(68)とA.B.C-Z・橋本良亮(30)が舞台「SLEUTH/スルース」(7月18-28日=東京・よみうり大手町ホール、8月3、4日=京都劇場)に出演することが27日、分かった。
本作はイギリスの劇作家アンソニー・シェファーが1970年に発表した傑作ミステリーで、内藤裕子氏が演出を手がける。升は推理小説家のアンドリュー・ワイク、橋本はワイクの妻の浮気相手であるマイロ・ティンドル役。ロンドン郊外にある作家の豪邸を舞台に2人の男による高貴で危険な心理ゲームが繰り広げられる。
橋本は「このような作品に携われること、うれしく思っています。とても緊張感のあるミステリーなのでどのように演じていくのか自分でもすごくワクワクしています」と高揚感を語る。そして、共演する升について「すてきなプレッシャーや緊張感、そして強烈な刺激を与えてくださり、それらをいつも稽古場から舞台上で放ってくれる方。この作品の最高の相棒です」と話した。
升はコロナ禍だった21年に舞台「ブンとフン」の稽古で橋本と初対面。第一印象は「華奢(きゃしゃ)で、線の細い、気の弱そうなイメージの若者だった」というが、コロナによる公演中止を乗り越えて公開された2年後には「初めましての時とは別人の、ガッチリした体格の自信に満ちあふれた青年だった。驚くほどスケール&スキルアップして帰ってきた」と振り返る。そして再びの共演に「この1年でまたハッシーがどれほどスキルアップしているのか、恐ろしくも楽しみで仕方ない」と期待を口にした。