俳優・加藤清史郎（２２）が２９日、都内で舞台「未来少年コナン」トークショーに俳優・成河（４３）、バレエダンサー兼俳優・宮尾俊太郎（４０）とともに出席した。

　１９７８年にＮＨＫで放送された宮崎駿監督の第１回監督作品アニメを舞台化。西暦２０ＸＸ年、文明が滅び去った地球という設定で、コナン役の加藤が、誘拐されたラナ役の影山優佳を救い出す旅にでる。見どころについて船長・ダイス役の宮尾から「水中でラナちゃんがコナンを助けるために、口移しで酸素を運ぶわけじゃないですか。美しいあのシーンは今回も見られるのかな」と、加藤に聞きただすと「そうですね。そこも、今回の、この舞台化の楽しみの一つなんじゃないかなと」と答え、ジムシー役の成河も「あのシーンはあります。ちゃんとします」と即答。会場から悲鳴のような黄色い声援が飛んだ。

　加藤は名作アニメの舞台化に成功したことについて「やっぱり全２６話ある作品の中で、どこを切り抜いて、どこをどう表現していくのが、今回の奇跡の舞台化というところ。こんなに老若男女楽しめる作品はなかなかないです」と見どころを明かし、最後は劇中歌の「酔いどれガンボート」を宮尾、成河の３人で熱唱した。