25年大河「べらぼう」西村まさ彦&里見浩太朗の出演決定 主演・横浜流星のライバル役に西村「一つの挑戦」
俳優・横浜流星(27)が主演をつとめる25年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に、俳優の西村まさ彦(63)、里見浩太朗(87)らが出演することが29日、分かった。
西村が演じるのは、一代で江戸を代表する地本問屋となった西村屋与八。蔦屋重三郎(横浜)とともに現代の「ファッションカタログ」の先駆けとなる錦絵のシリーズ「雛形若菜の初模様」を共に手がけた蔦重のライバル的存在。里見は「解体新書」など先進的な本を出版した時代を代表する書物問屋の店主・須原屋市兵衛を演じる。
演じる役柄について西村は「賢く抜け目がない人物でありながら、独自の倫理観と正義感を持っています。時には狡猾さをもって物事を運んでいく手腕も、この役の魅力的な要素」と説明。そして「内面の葛藤と、外界に対する彼の影響力の繊細なバランスをどのように表現するか。演技の中で一つの挑戦」と意気込んだ。
また、尾美としのり、橋本淳、芹澤興人、水沢林太郎の出演も決定。水沢は大河初出演となる。