草彅剛の主演映画「碁盤斬り」がイタリア映画祭で批評家賞を受賞 白石和彌監督「改めて時代劇に可能性」
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俳優の草彅剛が主演する本格時代劇映画「碁盤斬り」(17日公開)が3日、イタリアで開催中の第26回ウディネ・ファーイースト映画祭で批評家により選出される賞、ブラック・ドラゴン賞(Black Dragon Audience Award)を受賞したことが発表された。
白石和彌監督は「イタリアのみなさんにも、この映画を楽しんでもらえて非常にうれしいです。草彅さんはじめキャストのみなさん、スタッフのみなさんのおかげです!改めて時代劇に可能性があることを肌で感じることができてうれしく思います」と喜びを爆発させた。
白石監督は、過去に大ヒット映画「凶悪」「孤狼の血」などを手がけた。草彅は2020年公開映画「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。「碁盤斬り」は希代のヒットメーカー同士のタッグとして公開前から話題を呼んでいた。
物語は古典落語の人情話「柳田格之進」をもとに、冤罪(えんざい)によって娘と引き裂かれた武士の復讐(ふくしゅう)劇を描く。