なにわ男子・道枝駿佑（２１）が３日、都内で行われた映画「青春１８×２　君へと続く道」公開記念舞台あいさつに、主演のシュー・グァンハン（３３）、清原果耶（２２）、黒木華（３４）、藤井道人監督（３７）と登場した。

　すでに台湾などでも公開されている同作。道枝はアジアで公開される作品に参加することが夢だったといい、「率直にうれしいですね」と喜びを口にした。「この話をいただいたのが僕がアジアにもっと出ていきたいという目標が固まったタイミングでお話をいただいたので、勝手ながらご縁を感じています。こうして世界中の皆さんに届けることができてうれしく思っています」と語った。

　作中では、実際に動いている電車の中で撮影された場面もあった。道枝は「印象に残っているのは電車に乗っているシーンで、限られた時間の中で撮影するのはあまり体験したことがない経験だった。あとは雪景色がすごくきれいで、雪原が広がっていくシーンもあって、それが目に焼き付いている」と思い出を明かした。

　同作は国内興行収入３０億円超のヒットを記録した「余命１０年」の藤井監督最新作で日台合作映画。日本と台湾を舞台に“初恋の記憶”をめぐり、１８年前と現在の思いが切なく交錯する。道枝は主人公のジミー（シュー・グァンハン）と長野県で出会う１８歳のバックパッカー・幸次役を演じる。