三谷幸喜氏 若山耀人容疑者の「大河ドラマ元俳優」表記を疑問視「そんな肩書ないし。ちょっと嫌」3作で脚本担当
脚本家の三谷幸喜氏が4日、TBS「情報7days ニュースキャスター」に出演。栃木県那須町で飲食店経営夫婦の焼死体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された元俳優、若山耀人容疑者の肩書に疑問を呈した。
2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で幼少期の官兵衛を演じたことから、番組の「ニュースワードランキング」でも「大河ドラマ元俳優」と記されていたが、三谷氏は首をひねった。 「『大河ドラマ俳優』ってよく言うじゃないですか。大河ドラマに出た人が何か問題を起こしたら、『大河ドラマ俳優 逮捕』みたいになる。『大河ドラマ俳優』っていう言い方が気になっていたんですけど」
続けて「今回は『大河ドラマ元俳優』ってなってるじゃないですか。そんな肩書ないし、なんかちょっと、大河ドラマに関わったことがある人間からすると、ちょっと表記の仕方が嫌だなという」と、容疑者によって、大河ドラマという名前が傷つくことに不満をのぞかせた。
三谷氏はこれまで「新選組!!」(2004年)、「真田丸」(2016年)、「鎌倉殿の13人」(2022年)と大河3作の脚本を手がけている。