元NHK岩田明子氏「スポンサーに弱い」民放報道にチクリ 読売テレビ女子アナ反論「スポンサーに忖度ない」
読売テレビの黒木千晶アナウンサーが5日、「そこまで言って委員会NP」に出演。
番組では、国境なき記者団が発表した世界報道自由度ランキングで日本がG7では最下位の70位となったことを取り上げた。
フリージャーナリストの須田慎一郎氏が、元NHKの岩田明子氏らを指さして、大手メディアしか属せない記者クラブの存在が問題と指摘。それに対して、岩田氏は、「メディアでおかしいのは、政治の方はわりかし、言いたい放題言ってるんですけど、スポンサーにはめっぽう弱くないですか?こういうダブルスタンダードが多いなと」とNHKらしい意見をぶち上げた。
元テレビ朝日の古舘伊知郎は「民放の場合は、商業放送という側面から言うと、かばうわけじゃないですけど、いま一番自主規制、忖度するのはクライアントに対してです。特にネットの広告収入を気にして、いま話題になっているニュースで全然やらないの、いっぱいあるじゃないですか」と話した。
これに対して、反論の声を挙げたのが黒木アナ。「企業の不祥事があって、そこがスポンサーだから忖度するということはないですよ」と語ったが、古館からは「あると思います」と即否定され、スタジオのほかの出演者からも「あるよ」という声が口々に飛んだ。
黒木アナは「ニュース性が…」と言いかけたが、他の人の声にかき消された。
きっぱり反論した黒木アナ。インスタグラムでは柔和な笑顔も披露するなど、人気を集めている。