ヴァイオリニストの高嶋ちさ子が６日、ＮＨＫ「ファミリーヒストリー」で伯父の高島忠夫さんの真面目な人柄を表すエピソードを紹介した。

　この日は高嶋政宏がゲストで、高島家のルーツをたどっていった。政宏の父は昭和の大スター・高島忠夫さんで、いとこがちさ子。

　ちさ子は、高島家についてＶＴＲで証言。その中で伯父の高島さんについて「アメリカ横断ウルトラクイズ、あれが好きで好きで、『おじちゃん、結果ご存じですよね？誰が優勝するんですか？』って、ハイテンションで聞いていた」と、昭和の大人気番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」で総合司会を務めていた高島さんに、優勝者を聞いていたほど番組の大ファンだったという。

　だが高島さんは「ヴァイオリニストを目指そうと思っている人はテレビとか見ちゃいけない」とピシャリ。さらに「バッハとかベートーベンを聴くときは正座して聞きなさい」などと指導されたことから「やっべーとこ来ちゃった」と苦笑い。「とにかく真面目な方だった」と振り返っていた。