８日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」では、女子部の面々に降りかかった辛すぎる試練が描かれた。特に梅子（平岩紙）は、２回目の高等試験の直前に夫からまさかの仕打ちを受け、ネットも夫に激怒した。

　この日の「虎に翼」では、特高がやってきた香淑（ハ・ヨンス）は朝鮮に帰らざるを得なくなり、寅子（伊藤沙莉）が、最後にみんなで海に行き、楽しい思い出で締めくくろうと提案。女子部の面々で海に行き、一瞬だが楽しいひとときを過ごす。

　そして香淑は無念の帰国。香淑の思いを背負って、絶対に合格しようと誓い合った女子部の仲間だったが、今度は涼子（桜井ユキ）に試練が。父親が芸者と駆け落ちしてしまい、桜川家を守るために涼子は結婚させられることに。高等試験の２週間前で、心配した寅子らが家にやってくると、涼子は自分が桜川家を継がなければ、多くの人間が路頭に迷うと説明。そこへ酔っぱらった涼子の母が「裏から手を回して合格させてやる」などと言い出し、寅子は「それでは意味が無い」とピシャリ。涼子は「母を見捨てられない」と謝りながら母を抱きしめる…。

　そして梅子にも大ダメージが。試験前日、男尊女卑の弁護士夫が離婚届を梅子に突きつけ「もう息子達には会えない」と言い放つ。梅子は試験当日、会場には姿を見せず、寅子は心配するが、梅子は三男を連れ、崖の上におり…。

　梅子の夫の、あまりに卑劣なタイミングでの「息子には会えない」宣言にネットも激怒。「試験の前日に離婚届渡したの、わざとなんだろうな。梅子さんが一番ダメージ食らって同じ弁護士の土俵には立たせないっていうモラハラの極み」「梅子さんのクソ旦那、いよいよ梅子さんが合格しそうだから離婚届を突きつけてきたんだな（怒）「もっとも効果的なタイミング狙って妻の心を完全に砕いた」「梅子さんの弁護士旦那は予感があったんじゃなかろうか…今年こそは自分の妻は試験に受かるかもしれないと。マジで下衆だな」など激怒コメントが相次いでいた。