「オードリー」ついに弟・梓が親にブチ切れ 父ひょう変「オードリーに裏切られた」の理不尽言い訳
00年に放送されたNHK連続テレビ小説「オードリー」が8日、NHKBSで再放送。ついにヒロイン・美月(岡本綾)の弟・梓(茂山逸平)が両親にブチ切れた。
ついに…というか、ようやくだった。この日の「オードリー」では、美月の弟・梓が、医者になるという目標があるため、医大に行きたいと美月に相談。美月は京大医学部を目指せるなどと応援するが、梓は父・春夫(段田安則)が反対していると愚痴る。
そしてついに梓が両親を前に自分の思いの丈をぶちまける。春夫は、梓に建築家になって欲しいと思っていることから、大学も建築学部に行くように言うも、梓は医学部を譲らない。春夫は、梓が頭がいいのは自分と愛子(賀来千香子)のお陰だと言い出し、子が親の思いを継ぐのは当たり前などと言い放つ。
美月が「パパは変わった。自分の人生は自分のものって言ってたのに」と梓に加勢するも、春夫は「オードリーに裏切られたからな」と自分の反対を押し切って大部屋女優になった美月のせいで自分は変わったと断言。
だが梓は「あほくさ」「自分が建築家になれなかったからって息子に夢を押しつけるな」に始まり「なんで姉ちゃんはオードリーで俺には英語の名前がないんや」「あんだけ露骨に無視しといて勝手なこというな」「姉ちゃんばっかり。自分はずっと1人で遊んでいた」と幼い頃からの不満を一気にぶちまけた。
すでに梓は高校生。ようやく思いの丈をぶつけた梓にネットも拍手。「梓よくいった」「グレずにここまで成長しただけでも佐々木家は感謝すべき」「京大医学部現役合格を棒に振らせようとする親を初めて見た」「梓の逆襲、正論」「視聴者みんな、梓のリングサイドに着席」など、応援の声が相次いでいた。