９日放送のフジテレビ系「めざまし８」では、銀行詐欺などの容疑で訴追されていた米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が検察との司法取引が成立したことについて取り上げた。

　番組では、米連邦検察は水原被告が不正送金した銀行詐欺罪と虚偽の納税申告をした罪を認めることで合意したと発表したことを報じた。大谷選手の口座から約２６億４５００万円を不正に電子送金しており、水原被告は２つの罪を認める方針で、合わせて最大で禁錮３３年になる可能性があることなども伝えた。

　ＭＣの谷原章介が「水原被告の起こした事件。大きな動きがありました、いかがでしょう？」と尋ねると、総合解説を務める同局報道局解説委員の風間晋氏は「司法取引でこの早期決着、刑期の短縮が実現できるわけですから。水原被告本人だけじゃなくて、御家族や大谷君にとってもプラスになるわけですよね」と述べた。「ですから、とにかくこれを機に出直しをやってほしいなと思います」とコメントした。