元NHK岩田明子氏、10年近く自宅ピッキング被害 カメラ映像残っても警察は「踏み込んだことができない」
元NHKのジャーナリスト岩田明子氏が9日、フジテレビ系「めざまし8」で、10年近く自宅がピッキング被害に遭っていたことを告白した。
この日はストーカー規制法違反で逮捕歴のある男が新宿区のマンション敷地内で女性を刺した事件を取り上げた。
岩田氏は「被害女性からしたら恐怖でしかなかったと思う」と同情し、「私も長年ピッキングですね、ドアを威圧されたり、鍵穴をガチャガチャやられる事案が長く続いたんです。10年ぐらい」という恐怖被害を告白した。
岩田氏は警察に相談しており「こまめに来てくださった」というが、「事柄が起きないと(逮捕など)できませんという事案が多くて。カメラをつけるとかはできたが、映像に本人が映っていても踏み込んだことができないとか、形式から逸脱できない部分がどうしてもあったりして…」と、警察もなかなか踏み込んだ捜査ができなかったという。
今回の事件は最悪の展開となってしまったことから「今回も、禁止命令がでて1年たっている。警察が加害者に接触している間にどういう性格か想像できたかもしれない」ともコメント。
また、岩田氏自身にメールで殺害予告も来たというが「それは電子で残っているのですぐに書類送検になったが、物理的ピッキングは映像が残っていても、なかなか踏み込みがたい理由があったようでして」と振り返っていた。