堂本光一 国内演劇の単独主演最多上演2018回「命を燃やして輝きを届けるしかないと思っていた」
KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演するミュージカル「Endless SHOCK」が9日、東京・帝国劇場で通算上演2018回を達成し、国内演劇の単独主演最多上演記録を打ち立てた。これまでの記録は森光子さん主演の「放浪記」の2017回だった。「SHOCK」シリーズは2000年から光一が主演を務めてきた。今回の「Endless-」は大阪で7、8月、福岡で9月に上演。その後、11月の帝国劇場公演をもって、シリーズを終了する。以下、一問一答。
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-ゲストからも祝福されたが実感は
「ないんですよ。(今井)翼や当時の後輩が駆けつけてくれましたが、つい最近のことだと思っていて、2018回もやってきたという思いがなく、すごく不思議な感覚です」
-演劇史上に名前が残る数字
「めっそうもございませんという感じ。ステージに立つこと、表現することが、20代や30代に比べて少し後ろ向きで、自分の輝きに少し限界を感じることもあった。でも皆さんがお祝いしてくれて『まだまだ期待しているぞ』ととらえて自分を鼓舞していきたい」
-続けられた理由は
「そこに求めてくれる方がいらっしゃるからでしょう。森光子さんが2017回というすばらしい記録を立てられて。森さんの言葉で有名な言葉がありますよね。『あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ』と。自分は逆で『あいつよりヘタなんだから命を燃やさないと』とずっと思っていた。自分には何もないので、命を燃やして輝きを届けるしかないと思っていた次第です」