日本シャンソンの歴史振り返る特番 クミコら出演 6・30BS朝日で

 シャンソン歌手のクミコ(69)が、6月30日放送のBS朝日「ニッポン・シャンソン~越路吹雪・銀巴里…歌い継がれる愛の讃歌~」(後9・00)に出演することが9日、明らかになった。

 フランスの大衆歌が、19世紀末から世界へと広がったシャンソン。日本では1927年の宝塚少女歌劇団(現・宝塚歌劇団)のレビュー「紋・パリ」が初めての演奏という。2024年は、「愛の讃歌」「サン・トワ・アマミー」をヒットさせた日本シャンソンの女王、越路吹雪さんが生誕して100周年。日本でも親しまれるようになった歴史を、クミコ、安蘭けい、松村雄基ら豪華アーティストとともに振り返る。

 クミコは「子供の頃、テレビに映る越路吹雪さんにくぎ付けになりました。そこで越路さんの歌う歌がシャンソンだと知りました。学生の頃、日本にやってきたシャルル・アズナブールの公演に行き、その色っぽさに衝撃を受けました。このとてつもない2人が、そろって今年生誕100年。おまけにパリではオリンピック。そんな特別な年に、ニッポン・シャンソンの番組に参加できるとは」としみじみ。「歳を重ねても歌える歌があるって、幸せだなあと思えます。シャンソンには、いろんな愛があります。愛がてんこ盛りです」とPRした。

 番組では、越路さんのメドレーなどを歌い上げる予定だ。

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