００年に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「オードリー」は１４日、ＮＨＫＢＳで再放送された。２日連続で、エンディングに主題歌の「Ｒｅａｃｈ　ｆｏｒ　ｔｈｅ　ｓｋｙ」が２回も流れ、ネットも「なんで？」の声があふれている。

　この日の「オードリー」では、大部屋女優となった美月（岡本綾）が高熱で倒れるも、大部屋俳優たちのイジメで、うその撮影時間を告げられ、高熱の中出かけて行くもやはり倒れてしまう。

　それを助けたのが錠島（長嶋一茂）。自分の部屋で美月を寝かせ看病するが、錠島の部屋から美月が出てきたのを見てしまった晋八（仁科貴）は錠島に激高。美月が椿屋の娘だから近づいたのか？など、怒りをぶつけるも、錠島は「くだらねえいたずらで映画を壊すやつが許せねえだけだ」と吐き捨て、部屋を出て行く。

　これに晋八は打ちひしがれ、椿屋の前まで行くと「ワオーン」と犬の遠ぼえをまねて、錠島に完全敗北した悔しさを表現。まさか晋八が吠えているとは思わない美月は、自室の窓を開け、その遠ぼえを聞き入るが、まだドラマが終わるまで２分残っているにも関わらず、ここで主題歌が突然流れ、晋八の幼少期がプレイバックされる。

　前日の１３日も、まだ２分残っているにも関わらず、主題歌と美月と錠島の絡んだシーンが流れており、２日続けて主題歌が１日２回流れる格好に。

　２分も残っているにも関わらず、主題歌が唐突に流れる展開にネットも困惑。「急に終わる前に倉木麻衣が流れるのなんで？」「後ろにも無理やりオープニングいれるのは、この頃の朝ドラが短かったから？」「それにしても尺稼ぎ多いなあ」「エンディング前、２分弱あればお芝居できるのにな」という声がある一方「歌だ。その日の回の大切なひとのミニストーリーが見られるのは楽しい」「なんか２８分の倉木麻衣で流れる回想の映像が楽しみになってきた」などの肯定的な意見も上がっていた。