「アンメット」千葉雄大がセリフ噛むもそのまま続行 杉咲花の小さな相づち、ネット感涙

 13日に放送されたフジテレビ・関西テレビ系ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」では、星前(千葉雄大)が、全科専門医レベルの知識を持ちたいと考える理由をミヤビ(杉咲花)に語るシーンがあり、そこで千葉がセリフを噛んだが、そのまま続行。ネットも拍手が起こった。

 この日の「アンメット」では、救急部長の星前が全科専門医のレベルを身につけたいと告白するも、三瓶(若葉竜也)に「少なくとも脳外科は無理」などと否定されてしまう。

 その後、星前は、ミヤビと昼食中に、なぜ自分がそんな無謀な目標を掲げているかを打ち明ける。星前は母が体調を崩し病院に行ったものの、いろんな科をたらいまわしされた揚げ句、半年後に決定的に体調を崩してしまったと告白。母は「多発性骨髄腫のステージ3」だったという。

 星前はその時の悔しさを思い出したのか、目を潤ませ、声を震わせて当時の状況をミヤビに聞かせる。星前は気持ちが昂ぶり「だから僕は、全科専門医レベルの知識とぎ…」といったところで噛んでしまった。星前はすぐに「ぎ…技術を持って」と続けると、ミヤビが小さな小さな声で「ん」と星前の言葉を遮らずに促すような相づちを打つ。

 これに星前は「どんな病気も見逃さない医者になろうって。夢物語と笑うヤツは笑わせておけばいい」と言って表情を緩める。ミヤビは「おつらかったですね」と言うと、星前は「え?ママ生きてるよ」。これにミヤビはびっくりし「星前先生の言い方が…」と苦笑。星前も「ごめんごめん!熱くなって…」と笑う…。

 セリフを噛んでもそのまま続行するというのは、ドラマでは珍しい。ネットもこの千葉と杉咲のやり取りのシーンに「千葉雄大さんがお母さんのこと語るシーン、セリフ噛んだけどそのままいったね。潤んだ目とか震えとか良かった」「千葉雄大と杉咲花ちゃんの演技自然過ぎた」「あれは噛んだんじゃなくてああいう演技なんだと思う。だって昂ぶった感情を抑えようとしたら、実際にああなるもの」「千葉雄大くんのカミカミシーンもリアルで良かった」「千葉雄大さんが母親のエピソードを話す時にセリフに詰まる そこをそのまま使う素晴らしさ」など、絶賛の声が相次いでいた。

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