NMB48が10年半ぶりオリジナル公演 川上千尋「念願のポジション。12年待ちました!」 大先輩の思いも胸にファンわかせた
NMB48が14日、大阪市中央区のNMB48劇場で、オリジナル公演「天使のユートピア」の初日を迎えた。2013年11月のチームN 3rd Stage「ここにだって天使はいる」公演以来、約10年半ぶりの新オリジナル公演となる。
初日のメンバーは13人の選抜メンバー。TeamNの川上千尋(25)は「私は4期生ですけど(グループ加入から公演まで)12年待ちました。オリジナル公演に出演できてうれしいです。緊張するけど頑張ります!」と気合を入れ、「(前回公演)当時はまだ研究生だったんですけど、同期の西村愛華が公演のメンバーに選ばれて、うらやましい気持ちで見ていたので、(今回は)私にとっても念願のオリジナルポジションっていうのがすごくうれしいと思っています」と笑顔で話した。
TeamB2のキャプテン・出口結菜(22)は「10年半前とリンクするところもあれば、今の私たちをしっかりお届けできる公演になっているんじゃないかと思います。私たちの物語はまだまだ続きます!」と声を張り上げた。
今公演のキャプテンにはTeamNの泉綾乃(19)、副キャプテンには同じくTeamNの瓶野神音(16)が選ばれた。泉は「近い将来、泉がこの新公演のキャプテンで良かった、安心できたって皆さんに言ってもらえるように頑張りたい」と抱負を述べた。
公演の総合プロデュースは秋元康氏で、OGの山本彩が作詞作曲を担当した『僕らはまだ』などを含む全15曲書き下ろし。同曲の作詞には現メンバーも参加し、打ち合わせの時間に山本から「今のNMBも全然あきらめずにキラキラ輝いているね」と寄り添う言葉があったという。大先輩の思いも胸に、メンバーは待望のオリジナル公演に詰めかけたファンを熱狂させていた。