韓国出身ながら中国で人気の歌手チャン・ユーハン（６３）が１５日、都内で初来日公演（１０月８日、東京ガーデンシアター）についての記者会見を行った。

　昨年、中国で放送されたウォン・カーウァイ監督のドラマ「繁花」で楽曲が使われ、大きな話題となったチャン。１９８４年から歌手として活動しているが、実はそれより前の８２年に初めて日本を訪れ、３カ月ほどアルバイト生活を送っていたと明かした。「日本は思い出の地。青春が詰まっている東京での公演は夢の１つでした」と凱旋（がいせん）に感激。公演では過去にカバーしたこともある長渕剛（６７）の「乾杯」も披露する予定だという。

　プライベートでも日本へは「１００回以上は来てるんじゃないかな」と日本愛たっぷり。「ゴルフが好きなので、千葉と北海道が好きですね」と笑顔だった。